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mm?px? イラストレーターで利用できる単位と特徴

mm?px? イラストレーターで利用できる単位と特徴
イラストレーターを使ってデザインをする際には、作るものによって最適な「単位」を選択する必要があります。この部分を間違ったまま印刷物やデザインを作成してしまうと、データに不備が生じることもあるため注意が必要です。
そこで今回は、イラストレーターのなかで使われているさまざまな単位について、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。

イラストレーターで使われている単位と特徴

イラストレーターを使ってゼロから印刷データを作る場合、まずはアートボードのサイズを指定しなくてはいけません。このとき、表示される単位の種類が多く、どれを選択したら良いのか分からずに混乱してしまう人も多いのではないでしょうか。一般的にイラストレーターで使われている単位は以下の7つ。では、それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。

ポイント(pt)

DTPポイントとも呼ばれる単位のこと。イラストレーターでは文字サイズや線の幅を指定する場合に使い、国によっても規格が異なるのが特徴です。日本では「1ポイント=0.3528mm=1/72インチ」で計算することができます。

パイカ(pc)

1インチを基準とした、欧文活字の大きさを表す単位のことで、行長などの比較的大きな単位を指定する際に使われます。1パイカはおよそ12ポイント(0.167インチ)です。

インチ(inch)

アメリカを中心に使用されている単位系「ヤード・ポンド法」で定められた長さの単位のことで、携帯やテレビの画面サイズにも使われています。1インチは25.4ミリメートル。ちなみに、画像データなどで使われる「解像度」というのは、1インチのなかにドット(ピクセル)がいくつ含まれているのかを表した単位のことです。

ミリメートル(mm)

メートル法によって定められた、日本人にはおなじみの単位です。一般的な印刷物のサイズは、このミリメートルを基準としています。また、オブジェクトの位置を座標値によって指定する場合に使うのもこの単位です。

センチメートル(cm)

ミリメートルと同じく、メートル法によって定められた単位のことです。

歯(H)

日本語の組版で昔から使われている単位のことです。1歯(1H)は0.25ミリメートル。行間や文字送りのサイズを指定する際に使われますが、イラストレーターでの使用頻度はそれほど高くありません。ちなみに、歯(H)と同じく昔の組版で使われていた文字の大きさを表す単位は「級(Q)」です。

ピクセル(px)

デジタル画像を扱う場合に使われる最小単位(ドット)のことで、Webデザインでレイアウト上のサイズを示す場合にも使われます。大きさの規定はなく、画像解像度によって大きさが変わるのが特徴です。

イラストレーターの単位変更の方法

イラストレーターを使って作業をする場合、Webページを作成する場合と印刷物を作成する場合とでは使用する単位が異なります。そのため、作成する内容によって単位を適切なものに変更しなくてはいけません。
イラストレーターの単位を変更するには、「環境設定→単位」を選択してダイアログボックスを表示し、それぞれ個別に単位を指定していきます。また、「Ctrl+rキー (Macの場合はcommand+rキー)」を押して定規を表示し、定規の数字部分を右クリック。表示された単位のダイアログボックスから変更することも可能です。

イラストレーターで扱える単位にはたくさんの種類がありますが、なかには印刷物を利用する際には使用しないものもあります。上記の内容を参考にして、どの単位がどこで使えるのかをあらかじめ理解しておくと便利でしょう。

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