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デジタルサイネージを導入しよう

さまざまな企業で導入済! デジタルサイネージとは?

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家庭内や職場、公共機関、街中などいたるところにたくさんの情報が溢れている現代。広告やチラシ、ホームページ、SNSなどを積極的に活用しながら情報を発信している企業も少なくありません。
その中で、近年新しい宣伝活動や情報発信のツールとして注目されているのが、「デジタルサイネージ」です。デジタルサイネージはいわゆる電子看板のことで、公共交通機関の車内などでも多く見かけるようになりました。広告だけでなく、案内板や社内の情報共有など幅広い用途で活用できるため、今後ますます需要が高くなるツールとして期待されています。
今回は、次世代の情報発信ツールであるデジタルサイネージとは何か、その歴史や種類、導入のメリットについて詳しく解説していきます。

デジタルサイネージとは?

「デジタルサイネージ(Digital Signage)」とは、いわゆる電子看板のことで、液晶ディスプレイやLEDを用いた映像表示機器を使って情報を発信するメディアの総称です。これまでの主流であった看板や紙のポスターなどに代わる、次世代の広告として注目されています。

図書館や市役所、病院といった公共施設や、電車やバスなどの公共交通機関、店内やオフィス、屋外など、既にさまざまな場所で広く導入されているデジタルサイネージ。集客目的や商品販促、観光案内、情報共有など多様な活用方法ができるため、今後ますます需要が高くなるツールとして大いに期待されています。

ちなみに、以前からバスの車内や公共施設の案内などで使われている電光掲示板は、デジタルサイネージの一種とも言えますが、厳密にはさまざまな点で違いがあります。
例えば、電光掲示板は LEDや電球を直接光らせて文字や絵を表示するため、原則として扱える色が単色です。これに対し、デジタルサイネージはフルカラーの動画が扱えるなど、電光掲示板よりも幅広い表現が可能になります。

デジタルサイネージの歴史

「次世代の広告」としてここ数年で飛躍的にニーズが増えているデジタルサイネージですが、初めて登場したのは今から40年ほど前の1970年後半だと言われており、意外と古い歴史があります。
もともとはアメリカのショップが店頭に設置したテレビでファッションショーの映像を流したのがはじまりだとされています。

日本では1980年に「新宿アルタビジョン」が登場。2002年以降は山手線や中央線、京浜東北線といったJR東日本の主要路線を走る電車の車内に「トレインチャンネル」が導入されるようになりました。
また、1995年ごろからはインターネットなどの通信技術が大幅に向上し、無線ネットワークも広く普及したことから、デジタルサイネージでも大容量のデータを扱うことが可能に。

その結果、デジタルサイネージによる表現も飛躍的に向上し、さまざまな用途で活用することができるようになりました。今後は2020年に東京オリンピックを控えていることもあり、公共性の高い場所でのパブリックビューイングなどに使われる大型のデジタルサイネージや、多言語対応が可能なデジタルサイネージなどが多用されるようになると言われています。デジタルサイネージ業界にとっても大きな転換期になることが期待できます。

デジタルサイネージを導入するメリット

紙のポスターや看板といった従来の広告表示に代わる、新しい広告媒体として広く普及している「デジタルサイネージ」。導入することでどのようなメリットがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

対象を絞った広告活動ができる

デジタルサイネージを使った広告は、設置する場所や表示する時間帯によって内容を変更することができるため、情報を伝えたい対象に向けた広告活動が可能です。例えば、仕事をしている方たちが往来する平日の朝夕には働く方に向けた情報を配信し、家族連れが多く訪れる週末には内容を変更するということもできます。ターゲットごとに配信内容を変更することで、より効果的に宣伝を行うことが可能になります。

視認性の高さ

デジタルサイネージの多くは高輝度の液晶やLEDパネルを使用しており、明るく発色することで見ている方を惹きつけることができ、ポスターや看板などよりも視認性が高くなることが期待できます。

動画を流すことができる

デジタルサイネージの大きな特徴のひとつが、動画を配信できるということ。従来の紙媒体やテナント広告、看板などでは不可能だった迫力のある情報発信が可能で、より多くの情報を一度に届けることができるようになりました。写真や文字だけでは伝えることが難しかった細かな情報も、動画の持つ幅広い表現方法であれば発信することが可能だといえます。

リアルタイム情報の配信

紙媒体の広告は実際に掲示するまでに印刷という工程を経る必要があります。一方、デジタルサイネージは作成したコンテンツを専用の機器で流しているため、印刷物に比べて情報の書き換えや更新が容易です。使用するデジタルサイネージのシステムによっては、遠隔からの操作も可能なため、セール情報や災害時などの情報配信など、必要な情報をリアルタイムで配信することができます。

情報配信のスケジュールを管理できる

デジタルサイネージのシステムには表示のスケジュールを24時間、365日管理することができるものもあります。そうしたものを導入することによって、通勤時間帯、ランチタイム、週末など、時間や曜日に合わせて異なるコンテンツを配信することが可能です。情報配信のスケジュールを管理することによって、よりターゲットを絞った情報の提供ができるようになります。

双方向の情報配信が可能

従来の案内板やマップなどは、表示する情報の量が増えればその分必要なスペースも増えるというデメリットがありました。タッチパネル付きのデジタルサイネージなら、複数の異なる情報もひとつのディスプレイに表示することができるため、最小限のスペースで設置することができるのです。必要な情報を自分で選んで表示させることもできるため、ユーザーが必要な情報だけを知ることができます。

デジタルサイネージの種類

ひとくちにデジタルサイネージといっても、その種類はさまざまで、それぞれにメリットやデメリットは異なります。デジタルサイネージを導入する場合には、自分たちの利用目的に合った最適な種類を選択できるよう、主な種類とそれぞれの特徴を事前にしっかり理解しておくことが大切でしょう。では、デジタルサイネージの主な種類とそれぞれのメリット、デメリットを詳しく見ていきましょう。

スタンドアロン型

USBやSDカードといった記録媒体にコンテンツを保存してデジタルサイネージで再生するタイプのことです。個人で営業している小さな店舗をはじめ比較的小規模の施設に向いているのがこのタイプだと言えます。

スタンドアロン型の一番のメリットは、ネットワーク回線の使用料が不要なため、デジタルサイネージを導入、運用する費用を抑えることができる点です。また、システム自体がシンプルなため、初心者でも扱いやすいのもメリットと言えるでしょう。
一方のデメリットとしては、コンテンツ内容を更新する場合にネットワークに繋がっていないため、現地で直接更新のための作業をする必要があるという点です。

ネットワーク型

その名の通り、ネットワークに接続されたデジタルサイネージのことです。通信機能を持っているため、ネットワークを利用して静止画から動画まで幅広いコンテンツを配信することができます。複数の店舗を構えている場合をはじめ、比較的中規模の施設に向いたタイプです。

ネットワーク型のメリットは、スタンドアロン型と比べてできることが圧倒的に多い点です。複数のデジタルサイネージを設置している場合には、管理用のパソコンで全てのコンテンツを一度に変更することができ、遠隔からの更新も可能なため、情報更新の手間がかかりません。
ただし、ネットワーク回線の使用料が発生するため、導入、運用のコストはスタンドアロン型に比べて割高になるというデメリットも。

インタラクティブ型

インタラクティブ型は双方向の情報配信が可能なタイプのことです。ネットワーク回線につながっているだけでなく、タッチパネル機能や周囲の動きを把握するモーションセンサーが搭載されているため、デジタルサイネージを利用しているユーザーが自分で必要な情報を選択したり、コミュニケーションをとったりすることができます。観光地やショップ、公共施設などで導入されているのが特徴です。

幅広い機能が搭載され、かつインパクトのある情報提供が可能というメリットがある一方で、ネットワーク型と同様に導入、運用のコストが割高になるというデメリットがあります。

デジタルサイネージの利用シーン

さまざまな用途で活用できるデジタルサイネージですが、実際にどのようなシーンで効果的に利用することができるのでしょうか。具体的にイメージしてみましょう。

電子広告・POPとして活用

スーパーやデパートなどの店内に設置をすることで、目玉商品の案内やセールの告知など広告やPOPとして利用することができます。

アミューズメントや娯楽施設の案内として活用

アミューズメント施設や娯楽施設といった人の集まる場所では、利用方法や施設案内などの情報を表示するために活用するのがおすすめです。

企業内での情報交換として活用

デジタルサイネージは広告宣伝や案内のためだけのものではありません。オフィスに導入することによって、売上推移や社訓、その月の目標、お知らせなどの情報を社員同士が共有することができます。

キッズスペースなどの子供用の遊び場

病院の待合室や飲食店などのキッズスペースでは、タッチパネル機能がついたデジタルサイネージを活用してゲームを楽しんだり、子どもの好きなアニメを配信したりすることも可能です。

デジタルサイネージを取り巻く環境は、ここ数年で飛躍的に進化、発展していて、今後もますますニーズが高くなることが期待されています。企業はもちろん、公共機関や学校、病院などさまざまな場所で設置されているデジタルサイネージ。企業の情報発信ツールとして、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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