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デザインをより良くしよう

高齢者向けのチラシをデザインするときのポイント

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高齢者をターゲットにするのであれば、世代的に馴染みのあるチラシによる広告を展開するのが有効な手段です。しかし、高齢者向けのチラシをデザインする際は、ほかの世代向けとはやや異なる考え方をする必要があります。一体どこが違うのか、高齢者向けのデザインをするときに押さえておくべきポイントについて解説しましょう。

高齢者にはチラシの配布で販促をしよう!

チラシは多くの高齢者にとって馴染みのある広告媒体です。なぜなら、若い世代よりスマートフォンやパソコンを触る機会が少ないため、インターネット広告よりもチラシのような紙媒体のほうが身近で、親近感・安心感・信頼感を持ってもらえるでしょう。

またチラシであれば、手に取ってゆっくり時間をかけて読むことができますし、手元に残しておけば、いつでもあとから読み返すこともできます。とはいえ、高齢者にとって読みやすいチラシでなくてはその優位性も活かせません。広告としての成果を最大限に得るには、高齢者が読みやすい高齢者向けのチラシを作る必要があります。

高齢者向けのチラシをデザインするときのポイント

では、高齢者向けのチラシはどのようなことに配慮すべきなのでしょうか。デザインするときに気を付けるポイントを見てみましょう。

高齢者が認識しやすい色を使う

まずは色使いです。加齢によって見えにくくなる色にはいくつか傾向があると言われています。主な傾向として挙げられるのは、

  • 寒色系よりも暖色系のほうが認識しやすい
  • 明度は7を超えて高くなると見えづらい
  • 彩度の低い色のトーンは認識しづらい
  • 色の違い(色相)の判断は若年者より劣るが、明るさの違い(明度)を見分ける能力はそれほど変わらない

などです。これらを踏まえて、しっかり読んでもらうには明度差をはっきりさせること。地の色がグレー、文字の色が黒だと見づらくなります。白地に黒の文字を使うことなどを心がけましょう。

ごちゃごちゃしたデザインにしない

要素が入り組んでいて、ごちゃごちゃとしたデザインも敬遠されます。明度差をはっきりさせると言っても、目がチカチカするような派手なデザインもNGです。落ち着いた雰囲気の、シンプルですっきりしたデザインを基本路線にしましょう。

チラシに使用する文字は大きめにする

文字の大きさも、とても重要です。小さい文字でも老眼鏡やルーペを使えば読めますが、チラシを読むときわざわざその作業をするのかと言えば、しない人が多いでしょう。文字数は減らして、なるべく大きい文字を使って、隅々まで読めるように配慮しましょう。

チラシに電話番号を掲載する

問い合わせは、電話で受け付けるのが基本です。チラシを見て電話をするというのは高齢者にとって最も分かりやすく、行動しやすい導線です。電話番号は目立つよう、大きな文字で載せましょう。URLやWeb検索の案内などは、スペースに余裕がなければ削ってしまってもいい要素です。

若者向け用語は使わない

若者向けの用語、新しいカタカナ語、略語などはできるだけ使わないようにします。もっと分かりやすい言葉に置き換えられないかを考えてみてください。そのつもりはなくても、高齢者に分かりづらい言葉を使ってしまっていることがあるので、最後によくチェックしましょう。

高齢者をターゲットにしているにもかかわらず、高齢者が読みづらい、読むのが面倒なチラシを作ってしまったのではチラシの効果半減です。使う色や文字の大きさなどに配慮して、高齢者が読みやすいデザインのチラシを作ることを意識しましょう。

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