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便利機能のご紹介! イラストレーターのグラフィックスタイルとは

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一度、設定したアピアランスを他のオブジェクトにも利用したいとき、新規にまた設定し直すのは大変だと思ったことはないでしょうか。そんなときは「グラフィックスタイル」を利用すると便利です。グラフィックスタイルの使い方について解説します。

グラフィックスタイルとは?

グラフィックスタイルとは、一度作成したアピアランス属性のセットを、いつでも再利用できるようにする機能です。オブジェクトの塗り、線、透明度、効果などアピアランスで設定できる描画をセットで作成、グラフィックスタイルとして登録、保存しておけば、他のオブジェクトに対していつでもそれらを呼び出して、一度に適用することができるようになります。
また、グラフィックスタイルはオブジェクト以外にも、グループとレイヤーに適用することが可能です。

なお、このグラフィックスタイルはイラストレーター9.0から「スタイル」機能として搭載されていた機能です。イラストレーターCSから、「グラフィックスタイル」という名称が使われています。

グラフィックスタイルに登録すると良いものとは?

オブジェクトに対してよく使う、あるいは他のオブジェクトに対しても繰り返し利用したいアピアランスがあれば、グラフィックスタイルとして登録、保存しておくと格段に作業効率がアップします。いちいち設定するのが面倒な複雑なアピアランスも同様です。

例えば、ある文字に対して、効果を設定して適用し、グラフィックスタイルとして登録しておくとします。その後、他のいくつかの文字も同じスタイルの文字にしたいときは、わずかなステップで次々と文字に同じ効果を適用することができます。

それだけでなく、効果を修正したいときにも、一括して変更することができます。大見出し用の文字のスタイルを統一したいときなどに、非常に便利な機能となっています。

グラフィックスタイルの登録方法と利用方法

グラフィックスタイルは以下の手順で利用できます。

まず、グラフィックスタイルに適用したい、効果などを適用して加工したオブジェクトを表示します。
次に、メニューの「ウィンドウ」から「グラフィックスタイル」を選択し、グラフィックスタイルパネルを開きます。

このグラフィックパネルにオブジェクトをドラッグ&ドロップすると、パネルにスタイルのスウォッチが登録されます。実はこれだけでも、このスタイルを他のオブジェクトに適用できます。
新しいオブジェクトを選択して、グラフィックスタイルパネルに登録したスタイルのスウォッチをクリックすれば、目的の効果などを適用することができます。

しかし、これだけではそのドキュメントを閉じるとグラフィックスタイルを呼び出せなくなってしまいます。
いつでもそのスタイルを呼び出して適用できるようにするには、登録したグラフィックスタイルを保存しておく必要があります。
保存するには、グラフィックスタイルパネル右上のメニューボタンをクリックして、「グラフィックスタイルライブラリを保存」を選択します。するとダイヤログボックスが開くので、好きな名前を付けて保存しましょう。

なお、保存したグラフィックスタイルを呼び出すには、グラフィックスタイルパネルの右上メニューから「グラフィックスタイルライブラリを開く」を選択し、「ユーザー定義」に進んで、自分が保存した名前のライブラリを選びます。すると保存したグラフィックスタイルのパネルが表示されます。

同じアピアランスの組み合わせを繰り返して使用することがよくある……という場合には、グラフィックスタイルは欠かせない機能です。作業効率アップのために、ぜひグラフィックスタイルを賢く使いこなしてください。

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