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インデザインの入稿・印刷データ作成時のポイント

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今回は、雑誌の誌面作成など、DTPの分野でよく使用されているインデザインの使い方と、入稿における注意点についてご紹介します。

インデザインのドキュメント設定の仕方と注意点

紙の上に必要な枠を描いて作業する形のイラストレーターとは異なり、インデザインでは仕上がりサイズでの作業が基本となります。
今回は印刷データなので、プロファイルは「プリント」を選びます。インデザインを使用する印刷物はページ数が多いことがほとんどなので、作業に入る前に全ての仕様を決めてからスタートするほうが、ロスなく作業できます。裁ち落としは、一般的に3mmが慣例化していますので、今回も3mmで設定します。

※画像はMac使用のイメージです

次にマージンの設定を行います。マージンは各ページの天地左右の余白を設定するものです。マージン設定は全体の印象に大きな影響を与えます。例えばここでマージンを大きく取れば、ゆったりと余裕のあるデザインに見えますし、逆にマージンを小さくすれば、情報満載の力のある印象を持たせることができます。小さな部分ですが、マージン設定はデザイン力が問われる設定箇所と言えます。

マージンの設定画面では「レイアウト調整を有効にする」にチェックを入れておくことをおすすめします。

上記にチェックを入れていると、後でマージンを変えた場合も、マージンガイドに添わせてある要素が、自動で位置変更されます。例えば以下の図の場合、チェックを入れていると、マージンを変更しても以下のようにデザインが崩れません。

しかしチェックを入れていないと、デザインが崩れてしまいます。

チェックが入っている場合、全ページが一度で変更されるので、チェックの有無で作業効率が大きく変わります。

インデザインのガイドの見方とカラーの設定方法・注意点

インデザインのガイドの示す領域は、以下のようになります。

裁ち落としが必要な画像やデザイン要素は、仕上がりサイズ+3mmの塗り足しが必要です。マージン部分は、基本的に余白と考えて作業します。イレギュラーでマージンにも要素を置くことがありますが、あまりイレギュラーな要素を増やさないほうが、全体を通した時の統一感が担保されます。そのためのマージンでもありますので、マージンには要素を置かないほうが良いでしょう(ノンブルなどは例外です)。

インデザインでは、スウォッチで色を管理します。印刷に特化しているということもあり、CMYKのパーセンテージが常に表示されているのが特徴です。またイラストレーターのように、複数のスウォッチ画面が存在するわけではないので、簡潔なところも大きな特徴です。

インデザインのスウォッチは新規のカラーモードの選択で、特色を設定することができます。イラストレーターで特色を設定する場合は、カラーブックを読み出す必要があるため、この点も大きな違いだと言えます。

またインデザインでは、混合インキの設定ができます。スウォッチの右上にあるサブメニューから「新規混合インキスウォッチの設定」を選択することで、混合インキスウォッチを作成することができます。

特色同士掛け合わせや、特色とCMYKの掛け合わせなどができるので、印刷の幅が広がります。例えば雑誌の2色ページなどは、特色とK(黒)の掛け合わせで作られていることが多いです。

最後に、印刷前に不要なスウォッチを削除します。スウォッチ右上のサブメニューから「未使用をすべて選択」を選択すれば完了です。この作業は、意図しないカラーが残っているかどうかのチェックも兼ねています。

インデザインとイラストレーターを併用する際の注意点

インデザインとイラストレーターを併用する際、インデザイン上にはコピペ配置をしないように心がけましょう。
コピペ配置をすると、自動的に埋め込みデータになるため、インデザインファイルが不用意に重たくなる可能性があります。また、透明部分が無効化されるなどの不具合が起こることもあるため、あまりおすすめできません。
コピペ配置しなければ、各元データも残すことができるので、後の修正作業を見越しても、利便性が高くなります。

慣れるまではなかなか難しいかもしれませんが、慣れてしまえば仕事の幅が大きく広がります。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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