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チラシ、ポスター作成のソフト紹介

ワードでもポスターやチラシは作れるの? デザインを作成するときのコツ

word

文書作成ソフトとしてなじみのあるマイクロソフトオフィスの「ワード」。最近はこのワードで作ったデータを受け付けている印刷業者も増えています。パソコンでチラシやポスターを作るのであれば、使い慣れているワードで作成してみたいと思いませんか?

ここでは、ワード(2016、2019)を使ったチラシやポスター作成で役立つ設定方法や、知っておくべきポイントをご紹介します。

ワードでチラシやポスターが作成できるの?

ワードは元々文書を作成するためのアプリケーションソフトですが、テキストを簡単に段組みにしたり、文書中に画像を貼り付けたり、レイアウト作成することなど、案内状やチラシ、フライヤーを作成するのに役立つさまざまな機能を持っています。

特に、ワードで年賀状を作ったことがある人や、普段から仕事や学校でワードの操作に慣れている方であれば、ワードでのチラシ作りはそれほど難しく感じないでしょう。

ワードをチラシやポスターの作成用に設定しよう

ワードを新規で開き、作成したいチラシやポスターのサイズを設定しましょう。
まず、「レイアウト」タブのページ設定から「サイズ」を選び、「その他の用紙サイズ」を選択します。用紙サイズを「サイズを指定」に変更し、「幅」と「高さ」の箇所に、作成したいチラシやポスターの縦幅と横幅を入力して「OK」ボタンをクリックします。

この際、背景に色や写真を端まで入れる場合は注意が必要です。デザインを仕上がりサイズぴったりに作成すると、断裁した時に白い部分ができてしまう可能性があるため、仕上がりのサイズよりも天地左右3 mmずつ大きなサイズで作成するといいでしょう。例えば仕上がりがA4サイズ(210mm×297mm)であれば、天地左右にそれぞれ3mmを加えて、216mm×303mmで設定し、背景は端まで全面に配置します。また、反対に切れてしまうと困る画像やテキストは、仕上がりのサイズから3 mm程度内側に配置するようにしましょう。

設定が終わったら実際にテキストや画像を入れてみよう

ここでは、実際にテキストや画像を挿入する方法を見ていきましょう。項目ごとに詳しく解説します。

テキストボックスの挿入

テキストボックスを使えば、簡単にレイアウトのデザインを作ることができます。
「挿入」タブから「テキストボックス」をクリックして、好きなデザインを選択すると、テキストボックスを作成することができます。そして、そのボックスの中に文字を入力していきます。

ワードアートでテキストの装飾

ワードアートとは、テキストの見栄えをよくするなど、チラシやポスターを作るときに便利な機能のことです。
「挿入」タブの「テキスト」から「ワードアート」を選択すると、さまざまなデザインのテキストイメージが表示されます。好きなデザインを選びクリックをすると、「ここに文字を入力」というボックスが挿入されるので、これらの文字を削除してからテキストを入力します。

画像の挿入と解像度

「挿入」タブの「図」から「画像」を選択し、フォルダから挿入したい画像を選択すると挿入できます。しかし、そのままでは画像を行単位でしか動かせないので、画像をクリックして「レイアウトオプション」を選択し、「文字列の折り返し」から希望のレイアウトを選びましょう。これで画像を文書内で自由に移動させることができ、画像の周りの文字列も折り返されて読みやすくなります。この設定は「図ツール」の「書式」タブからも行えます。

また、挿入した画像をトリミングするには、「図ツール」の「書式」タブから「トリミング」を選択。画像の切り取り範囲を指定すればOKです。「トリミング」メニューから「図形に合わせてトリミング」を選ぶと、○や♡(ハート)など特定の図形で切り取ることもできます。

ワードで画像を挿入する際に気を付けたいのが、画像の解像度です。画像をきれいに印刷するためには300~350dpiの解像度が必要です。解像度を保つための設定は、画面左上の「ファイル」を選択し、「オプション」から行います。「詳細設定」を選択し、「イメージのサイズと画質」という項目内で「ファイル内のイメージを圧縮しない」をチェックし、「OK」ボタンを押せば、完了です。使用する画像は仮にA4サイズなら約1,200万画素程度のものを用意し、画像を貼り付けて縮小することで、300dpi以上を確保するようにしてください。

画像の装飾や補正

文書内に挿入した画像の装飾や補正は、「図ツール」にある「書式」タブ内の項目で行うことができます。画像を装飾してより目立たせるには、まず画像を選んで「図の効果」を選択。すると「影」「反射」「光彩」「ぼかし」「面取り」「3-D回転」というメニューが表示されるので、目的の効果を選んで装飾しましょう。同じ「書式」タブ内の「アート効果」では、スケッチ風やモザイク風などアート作品のようなユニークな装飾を施すことも可能です。

そして画像の色調を補正するには、画像を選んだ後に「修正」を選択。ここで表示される「シャープネス(鮮明さ)」「明るさ/コントラスト」からそれぞれ好みのサムネイルをクリックします。

表の作成と挿入

チラシで料金やスケジュールなどを伝えるには表を使うと便利です。表を作るには、まず「挿入」タブにある「表」を選択。希望する表の行数と列数の部分をクリックすると表が挿入されるので、各マスに必要なテキストを入れましょう。テキストの入る位置は、表をクリックすると追加される「表ツール」の「レイアウト」タブにある「配置」グループのボタンで「両端揃え」や「中央揃え」などに設定できます。

また、表内の隣り合うセル(マス)を結合するには、結合したいセルを選択後、「表ツール」の「レイアウト」タブにある「セルの結合」をクリック。セルを分割するには同じタブ内の「セルの分割」で列数と行数を指定して行います。

テンプレートを上手く活用しよう

テンプレートを利用すれば簡単にデザインできるマイクロソフトオフィスのサイトにはワードで使用できる、チラシ用テンプレートが数多く用意されています。キャッチコピーなどをアレンジするだけで、すぐにでもチラシの体裁を整えられるのでとても便利です。初めてチラシを作成する方や、デザインでお悩みの方は、まずはこのようなテンプレートを使ってみるとよいでしょう。

専用のソフトを持っていなくても、ワードで手軽にポスターやチラシを作ることができます。上記の内容を参考に、チラシやポスター作りを始めてみてはいかがでしょうか。

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