MENU

ネット印刷.com 印刷知恵袋

印刷情報コラム

MENU

お店・店舗装飾をしよう

介護施設や老人ホームの壁面装飾のポイント

nursinghome-wall

介護施設や老人ホームでは、ホールの壁などに季節ごとの壁面装飾が施されていることがよくあります。こうした施設の壁面装飾はどんなふうに作ればいいのか、押さえておきたいポイントについてご紹介します。

介護施設に壁面装飾があると良い理由

介護施設や老人ホームの壁面装飾の中には職員が作るものもありますが、入所者である高齢者が作ったものを飾るケース、職員と入所者が作ったものを組み合わせて飾るケースもよく見かけます。

入所者の中には絵がうまい人や字が上手な人が必ず何人かいます。あるいは、以前は絵や工作に縁がなかったのに、挑戦してみると面白くなって今では趣味のように感じているという人もいるでしょう。
そんな人たちにとって壁面装飾は作品発表の機会であり、楽しみになっていることも多いようです。
また、貼り絵やちぎり絵、折り紙、切り絵など、壁面装飾を作る作業は認知症の防止に役立つという側面もあると言われているので見逃せません。

職員だけで作る壁面装飾にも意味があります。壁面装飾のテーマは季節や行事を表すものが多いので、室内で季節感を味わってもらえます。

手作りの作品で壁を飾れば、何もない真っ白な壁のままにしておくよりもずっと楽しく賑やかで、アットホームな空間を作り出すこともできるでしょう。

介護施設の壁面装飾はどんなものにすればいい?

介護施設の壁面装飾は、季節に合わせてそのときどきの行事や風物詩をテーマにするのが一般的です。そこで四季折々、どんな題材を使って季節感を表現するかを見てみましょう。

春は桜、梅、チューリップ、ツツジ、コブシ、菜の花、アヤメといった花々が印象的な季節です。
中でも桜は貼り絵やちぎり絵で作られることが多い題材。桜並木や桜の木全体を描くことはもちろん、枝に咲く桜の花びらを繊細に表現するのも趣きがあります。桜と小鳥、桜と富士山といった組み合わせもよく見られます。

夏はひまわり、朝顔、花火、風鈴、金魚すくいなどがモチーフにしやすいでしょう。梅雨の時期には紫陽花を貼り絵やちぎり絵で作ることも多くなります。七夕の頃には七夕飾りを壁面で表現することもできます。天の川を壁面いっぱいに広げれば、壮大な壁面装飾が作れます。

秋は山々が紅葉している様子を、貼り絵やちぎり絵で作るのが定番です。さらに切り絵も用いながら、月とうさぎ、月見団子、ススキなどお月見をテーマにした壁面装飾も見かけます。

冬はクリスマス、年が明ければお正月があります。クリスマスはツリーやトナカイ、サンタクロースなどをあしらった壁面装飾を作るとパーティー気分が盛り上がるでしょう。
お正月は新しい年の干支の動物の絵や、「謹賀新年」、「賀正」など挨拶の文字で装飾します。さらに入所者の書初めを飾る施設もあるようです。

介護施設の壁面装飾を作るときのポイント

ここでは介護施設の壁面装飾でよく使われるちぎり絵の作り方を説明しましょう。用意するものは折り紙、画用紙、鉛筆、のり、ハサミなどです。

例えば富士山のちぎり絵を作るときは、写真などを見ながら画用紙に鉛筆で富士山の下絵を描きます。次に細かくちぎった折り紙を貼り付けることで富士山に色をつけていきます。つけたい色に合わせて折り紙を選び、貼りたい場所の形に合わせてちぎる形も少しずつ変えていきます。ちぎった折り紙の裏面にのりをつけて、丁寧に貼っていき、色をつけ、全体の形を整えていきましょう。画用紙のすべての場所に折り紙を貼ったら完成です。

ちぎり絵は単純ですが、工夫次第ではかなり写実的な絵を作ることもできます。折り紙を味のある和紙に変えてみたり、できるだけ細かくちぎったり、のりもでんぷん質ののりを水でとかして筆で紙に塗り、細かい部分はピンセットで貼り付けるなどすれば精緻な絵になっていくでしょう。

紙をちぎって、貼り付けるという作業は指先と脳のトレーニングになります。簡単に作ることも、緻密に作ることもできるので、入所者一人ひとりに合わせた作業をしてもらうことが可能です。ぜひレクリエーションの一環として参加してもらいましょう。

壁面装飾があるだけで施設内の雰囲気が明るくなり、入所者にも手伝ってもらうことができれば、自分たちが作ったもので壁を飾るという楽しみを提供することができます。まずはどんな飾りを作るか、みんなで一緒にアイデアを練ってみてはいかがでしょうか。

ネット印刷.com