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PhotoShopが月額980円? CreativeCloudとは

最新版のイラストレーターやフォトショップを使いたいけれど、製品を持っていないという方は少なくないはずです。これらのソフトは、個人で購入するには高価格なアプリケーションなので、それも致し方ないところでしょう。しかし、そんな方のためにCreative Cloudというサービスがあるのをご存知でしょうか? 今回は、個人でデザインや画像編集を行いたいという方のために、Creative Cloudの魅力について紹介します。

Creative Cloudとは?

Creative Cloudとは、イラストレーターやフォトショップといったadobe製品を、「期間契約」=サブスクリプション制で利用できるサービスです。
2012年からサービスがスタートしており、対象となるadobe製品はパソコン用アプリケーションのほか、共有機能やサービスを使うためのツールや、無料のモバイルアプリケーションも含まれます。また、個人向けと組織向け(法人や教育機関など)といったカテゴリー分けがあり、例えば個人向けの中には「学生・教職員向け個人版」が用意されていて、こちらは法人向けよりも費用が安くなっています。ここでは、一般の個人向けの製品について取り上げます。

これまでのAdobeCS製品とCreative Cloudとの違い

AdobeCS製品(Adobe Creative Suite、以下CS)は2003年に最初のバージョンが、2012年に最新の「CS6」が発売されました。そして2013年には利用形態をCreative Cloudに移行することが発表され、以降、CSの新しいバージョンは作られていません。2017年1月9日には販売終了となり、Adobeからの新規購入はできなくなりました。

CSはPhotoshop、Illustratorなどadobeのデザイン関連ソフトをまとめた統合パッケージです。CS6のアドビストアでの価格は166,950円~334,950円でした。

Creative Cloudとの違いは、CSはDVDが入ったパッケージ版だったこと、そのため最初にWindows版かMac版かを選んで購入する方式だったことです。また、使用できるソフトやサービスの種類もCreative Cloudより少なく、後述するストレージサービスやモバイルアプリも付属していませんでした。

Creative Cloudを使ってできること

Creative Cloudを利用してできるようになることには、次のようなものがあります。

PhotoShopやillustratorなどのadobe製品が使用できる

これが一番の魅力であるのは間違いありません。対象アプリケーションの中には、イラストレーター、フォトショップ、インデザイン、ドリームウィーバー、ファイアーワークスなどがあります。また、月額980円の「フォトグラフィプラン」は、この価格でフォトショップとフォトショップライトルーム(写真編集ソフト)を使用できます。

常に最新版を使える

比較的早いスパンでバージョンアップが行われるadobe製品の最新版を、月額料金内で使用することができます。また、最新版に限らず、Creative Cloudでリリースされた過去のバージョンでも選んで使うことができます。

ストレージサービスが利用できる

Creative Cloudはクラウドという名前が付いているものの、クラウド上で動作や運用をするわけではなく、パソコンにインストールして使用します。
ただ、それとは別に通常版および単体サブスクリプションであれば、20GBのクラウド上のストレージを利用することができます。ストレージとはファイル置き場のようなもので、事前にファイルを置いておけば、ログインすることでどの場所からでもそのファイルにアクセスすることができます。

MacでもWindowsでも使用できる

Creative Cloudは、MacでもWindowsでも使用できます。さらに、1ライセンスで2台までのパソコンにインストールすることもできるので、1台目のMacで行っていた作業のデータをストレージを介して2台目のWindowsに送り、続きの作業を行うこともできるのです。ただし、パソコンを2台同時に起動することはできません。

また、専用のモバイルアプリが用意されているのも魅力です。スマホやタブレットで手描き感覚のレイアウト、ベクターアートワーク作成、写真加工、画像編集などを行うことができます。作成した画像データをストレージ経由でパソコンに送って、作業の仕上げをするといったことも簡単にできます。

Creative Cloudマーケットを利用できる

Creative Cloudマーケットは、写真やCGなどのレイアウト用テンプレート、パソコンやモバイル用に使用できるUIキットといった、さまざまな素材がダウンロードできるマーケットです。ほかには、イラストレーターやフォトショップで使用できる拡大縮小可能なベクトルシェイプ、使い勝手の良さそうなアイコン、イラストやテクスチャなどのパターンがあります。
これらをすべて無料でダウンロードして(ただし毎月最大500個まで)、商用利用を含めたデザインワークで使用できます。ただし、Creative Cloudマーケットを利用できるのは、フォトグラフィプランの契約者以外となります。

Creative Cloudの月額費用はどれくらい?

Creative Cloudには大きく分けて個人向けと法人(組織)向けのプランがあります。また、個人向け、法人向けそれぞれに、学生・教育員向け、教育機関向けのプランが用意されています。個人向けは1人だけで使用する場合、法人向けは会社や組織内の複数人で使用する場合のプランです。

最も価格が安いのは、フォトショップとライトルーム、各種サービスがセットになった「フォトプラン」で、個人向け及び学生・教育員向けが月額980円です。このプランには法人向けはありません。

各種ソフトを1種類だけ使用できる「単体プラン」は、個人向けが月額2,180円、学生・教育員向けが980円、法人向けが月額2,980円、教育機関向けが1,680円です。

また、全ての対象製品とクラウド機能を使用できる「コンプリートプラン」は、個人向けが月額4,980円、学生・教育員向けが1,980円、法人向けが6,980円、教育期間向けが3,680円です。

Creative Cloudは、月額980円からと非常に安価な上に、常に最新版を利用することができます。CSは、購入の際に数十万円の費用が必要ですし、アップグレードする際にも費用がかかりますので、長い目でみるとCreative Cloudの方がお得であると言えるでしょう。

このように、Creative Cloudはデザインワークを行う方、チラシやポスター、フライヤーなどを作りたい方などにとって、非常に気になるサービスと言えます。「イラストレーターやフォトショップを使ってみたいけれど、値段が高く製品を買うのはためらっていた……」という方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。特にフォトショップを使用したい人にとっては、月額980円で利用できる「フォトグラフィプラン」はとても魅力的なプランであるはずです。

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